コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: 紋章

モンクス便り

紋章

皆さま、こんにちは。
カマルドリ修道院のモンクス便り、今回は私たちの紋章についてお話ししたいと思います。

修道院のプロダクトにも刻まれているあの印——二羽の鳩が、一つの聖杯から水を飲む姿。何気なく目にしている方も多いかもしれませんが、あの図案には、私たちの信仰と暮らしそのものが込められています。

鳩という鳥は、古くから特別な意味を持ってきました。ノアの方舟の物語で、鳩がオリーブの枝を咥えて戻ってきたことから、神と人との和解、そして平和と祝福の象徴とされています。

そして中央の聖杯は、最後の晩餐でイエスが弟子たちに「これは私の血だ」と告げ、杯を渡した、あの聖餐の杯を指しています。私たちにとって、この杯はキリストご自身を表すものでもあります。

二羽の鳩がその杯から水を飲む姿は、一つの源への献身から、二つの異なる生き方が生まれたことを示しています。一つは共に祈り、共に暮らす「修道院」での生活。もう一つは、俗世を離れ、一人静かに祈りに向き合う「サクロエレモ」での隠修生活です。

形は違えど、行き着く先は同じ杯——同じ献身。この紋章は、私たちカマルドリという共同体が、その二つの道の上に成り立っていることを、静かに物語っています。

この紋章は、カマルドリの地区を歩けば、あちこちで目にすることができます。もし訪れる機会があれば、ぜひ探してみてください。


カマルドリ修道士たちより